ちょっと難しくて面倒ですが、日々感じる事を。

演奏するのにメロディの感覚は大事ですが、それ以上に音程の感覚も大事だと思います。
音感じゃなくて音程感とでも言うのでしょうか。音程と言ってもPitchじゃなくてIntervalのこと。

コード楽器を演奏するには音程感が絶対にいるし、それよりもコードを演奏しない管楽器やベーシストに音程感があるとピアノを弾いていてとても気持ち良いです。

3度と6度がよく言うハモる音程。

MajorとMinorの区別をする所で、明るいか暗いかを決める音程。これは普通に演奏すれば分かりますが、完全協和音程をぶつかる音として捉えてない事が多いと感じます。

コードのルートに対してベーシストがMajor7を当てると「おい!」ってなるし、Minor7(♭5)で5を平気で鳴らすメロディとかも「うわぁー」ってなります。

こう言う分かりやすいのは論外として、例えばメロディが今のフレーズから4度上のコードへ向かう時にベースラインの4拍目がルート(完全8度)だとメロディが失速した感じになるんですよ。

別にベーシストに恨みがあるわけではないです(笑)なのでほかにも例を出すとルートに対して4度とか5度をメインにフレージングしたりすると、無理やりトライアドを弾きたくなったりします。(4th buildとかではないですよ)

音程感の話からはそれますが、僕はピアノを弾く時に意識するのは両手10本指で1つという事です。左右5本ずつの指ではないです。

メロディ、コード、ベースラインという要素があってそれを10本で演奏する。
当たり前と思うかもしれませんが、メロディを右手、ベースラインとコードを左手と考えている人は割と多いです。

10本の指で如何に無駄なく美しい音程を詰めるかと言うのが僕の考えなので、日々色々な音の積み方を考えてきた結果、ルートに対しての3度と7度とその上もしくは間に積むテンションなどにもこだわりができてきました。

このこだわりが音程感なのかなーと思います。

ただ、西洋音楽的に美しい音だけが音楽じゃないので、むしろ短2度とかを効果的に使うにはどうしたらいいかとかをThelinious Monkを聞きながら試行錯誤してます。

カテゴリ: 感覚的観点音楽理論

植田 良太

植田 良太 ピアニスト・アレンジャー バークリー音楽大学で学んだ理論をもとに現在も最先端の理論を追求したり、独自の解釈で演奏に反映しているが、そのサウンドは非常に感覚的である。 一般的な音楽理論以外にも、現役のプロミュージシャンに向けた実践向けの理論レッスンや高度な楽曲分析、音楽講師の方のためのアドバイスなども行なっている。

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