さらに上のレベルを目指したい。
- ピアノ経験は十分あるが、さらにステップアップをしたい。
- 理論やテクニックをもっと深く追求したい。
- 音楽大学を目指したい。
- プロを目指したい
高度な知識やテクニックを学ぶために音楽学校を目指す方にもおすすめです。
過去には当レッスンで理論やイヤートレーニング等を身につけ、東京藝術大学、昭和音楽大学、バークリー音楽大学(アメリカ・ボストン)、ダブリンシティ大学(アイルランド)などへ入学、留学された方、さらにその後プロで活躍されている方もおられます。
プロの演奏家とは?
プロの演奏家には一定の基準がきちんとあります。しかし「これができたらプロになれる」という明確なことではありません。
演奏家自身がクオリティをきちんと保障できることがプロであると考えます。
近年、YouTubeなどでレッスン動画がたくさんアップロードされるようになりました。それらは有益な情報もある一方、きちんとした取り組みをせず楽をする方法や、間違った情報をあたかも正しいように伝えているものもたくさんあり、初心者のみならず、ある程度経験を積まれた方でも間違った情報を鵜呑みにしてしまうことを多く見かけます。
プロの演奏家になるためには自分の演奏についてきちんと理解をし、それを客観的に判断できるようにならなければいけないと考えています。
マスタークラスのレッスンを受けられる方にはプロになるための基準をきっちりとお教えするとともに、何が必要で、そのためにしなければならないこともお伝えします。
プロは目指さないが、上級レベルのレッスンを受けたいという方にも同等のレッスンを行います。
マスタークラスのレッスン内容一例
スケールとコードの関係をもう一度見直し、新たなフレーズの組み立て、リハーモナイズの仕方やそれに伴う練習の仕方等を勉強します。様々なミュージシャンのアレンジテクニック等を理論をもとに分析し、自分の演奏に生かせるようにします。
従来の音楽理論では限界があり、未解決の問題とされている事象にチャレンジします。
例えばHerbie HancockやWayne Shorterといった新主流派ジャズ(1960年代のモードジャズから発展した新しいジャズスタイル)ミュージシャンはモード(スケール)から複雑なメロディやアッパーストラクチャートライアド(分数コード)さらには従来の理論では説明できないテンションの使い方や音の載み方を作り出しており、そういった演奏は理論ではなく感覚というところにもつながっていきます。
理論を十分理解した上で耳に入ってくる音というのは、ただ感覚のみで聞く音とは違いとてもクリアに聞こえてきます。理論と感覚のバランス保ち、頭と体、耳や目を使って演奏すると今まで以上に自由な演奏ができます。感覚には個人差があり、同じく理論の理解にも個人差があります。レッスンでは実際にどうすればよいかを一緒に考えていきましょう。
マスタークラスを受けていただく方は、プロミュージシャンとともにステージに立って実際にライブをすることができます。演奏を通して通常のレッスンだけでは得られない空気感を体験していただけます。またピアニスト以外のプロミュージシャンからのアドバイスを得られることで、アンサンブルでのピアノの役割や、自分に必要なスキル、目標がわかるようになります。ステージでの演奏は強制ではありませんが、通常のレッスンでは体験できないことがたくさんありますのでぜひチャレンジすることをお勧めします。
(一定の基準をクリアする必要があります)
マスタークラスを受けていただく目安として
- コードネームがきちんと読める
- 音楽理論(楽典レベル)が理解できる
- リードシート(メロディーとコードのみ)での演奏ができる
- アドリブがある程度できる
- 簡単なジャズの理論がわかる(スケール・コードの機能・テンション等)
- トランスクライブ(耳コピ)をしたことがある
上記のうち、すべてを満たさなくてはいけないということではありませんが、太字は必須項目です。
もちろん、通常のレッスンをしばらく受けた後に切り替えることも可能です。