植田 良太
ピアニスト
甲陽音楽学院
バークリー音楽大学 卒業
ジャズ・ゴスペル・R&Bなど黒人音楽やラテン・ブラジリアンなど幅広いコンテンポラリーミュージックを、その場に応じたサウンドで的確に表現できるピアニスト。
幼少期より教会音楽に触れ自然に身についたハーモニー感覚と、理論に裏付けされた知識による大胆かつ斬新なピアノボイシングやメロディの作り方は多くのミュージシャンから評価されている。
自己のピアノトリオでの活動以外にも数多くのバンドで活躍し、現在は京阪神を中心にライブ、アーティストのサポート、各種レコーディング等を行っている。またアレンジャーとしても活動しており、聞き馴染みのあるスタンダードなどを高度にリハーモナイズされたアレンジには定評がある。
バークリー音楽大学で学んだ理論をもとに現在も最先端の理論を追求したり、独自の解釈で演奏に反映しているが、そのサウンドは非常に感覚的である。
自宅でのピアノレッスン、甲陽音楽学院でも10年以上の講師としてキャリアを持ち、ピアノ以外にもアンサンブル・ジャズ音楽史・理論・イヤートレーニング・リズムトレーニングなど、理論と感覚をバランスよく使うレッスンは人気がある。
スイス、韓国や台湾など、海外で実技・アンサンブルや理論のクリニックなども行っている。
一般的な音楽理論以外にも、現役のプロミュージシャンに向けた実践向けの理論レッスンや高度な楽曲分析、音楽講師の方のためのアドバイスなども行なっている。
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キャリア タイムライン
音楽・演奏活動に関するタイムライン
演奏活動を始める
高校時代より地元や京阪神エリアのジャズバーなどで行われるジャムセッションに通うようになる。
甲陽音楽学院入学
この頃より京阪神を中心にピアニストとして活動開始、各地のライブハウスに出演する。
在学中は学内の様々なイベントで学生代表に抜擢され学校内外を問わず演奏を依頼されるようになる。
甲陽音楽学院卒業
ジャズピアノ科を主席で卒業
ピアニストとして引き続き京阪神で活動
IAJEニューヨーク大会参加
様々な音楽の経験
在学中は様々なピアニストのスタイルに没頭。ジャズ以外にラテンやブラジリアン、ゴスペルのクラスなどでハモンドオルガンも経験する。
管楽器のアレンジやリハーモナイズのテクニック、楽曲やアドリブのアナライズなどを研究も行なった。
バークリー音楽大学卒業
入学初年度から卒業まで毎年、成績上位者のリストであるDean's Listに掲載される。
同大学を主席で卒業
再びピアニストとして活動を開始
主に関西一円でジャズを始め幅広いスタイルでの演奏を行う。
甲陽音楽学院に講師として任用
ジャズピアノ科講師として個人レッスン、音楽理論、イヤートレーニング、インプロビゼーション、ジャズ音楽史など数多くの科目を担当。
IASJルツェルン大会参加
スイス・ルツェルンにおいて行われた第19回International Association of Schools of Jazz(国際ジャズスクール協会)に講師として参加。世界各地から現地に集まった学生に向けてアンサンブル指導や演奏指導を行う。
台北国際ジャズフェスティバル出演
台湾政府の文化局とTIJEPA(台北市インターナショナルジャズ教育推進協会)共催で行われた台北国際ジャズフェスティバルに自己のカルテットで出演
台湾でのレクチャー
台北市内において開催されたTIJEPAのクリニックにおいて、現地の学生向けにジャズピアノ、リハーモナイズなどのレクチャーを行う。
韓国ソウルでクリニック
韓国・ソウル市にあるSeoul Jazz Academyにて同行の学生向けにイヤートレーニングやハーモニーのクリニックを行う。
ネガティブハーモニー解説書出版
2014年頃から音楽の感覚的な部分を理解するために様々な角度での音楽理論を追求し、音楽に関する知識を深めるようになる。
その中で出会ったネガティブハーモニーの考え方に共感し、響きの捉え方をわかりやすく説明した「ネガティブハーモニー|反転するサウンド」を解説本として出版。
ハーモニー理論の教科書翻訳
バークリー音楽大学のハーモニーテキストを翻訳し、同大学の提携校である神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校(旧甲陽音楽学院)の理論テキスト作成に携わる。なおこの教科書は全国の関連校で使用されている。
経歴
- 1982年12月 奈良県奈良市生まれ
- 幼少期よりヤマハ音楽教室でピアノ・エレクトーン・ドラムを習う
- ジュニア科専門コースにてクラシックピアノ、音楽理論、作曲などを9年間、エレクトーンを8年間
- PMS(ポピュラーミュージックスクール)にてドラムを8年間
- 幼少期よりヤマハ音楽教室でピアノ・エレクトーン・ドラムを習う
- 2001年3月 奈良市立一条高校卒業
- 2001年4月 甲陽音楽学院ジャズピアノ科入学
- この頃より京阪神を中心にピアニストとして活動、各地のライブハウスに多数出演
- 同学院の選抜バンドや依頼演奏等も行う
- 2002年8月 バークリー音楽大学ワールドスカラーシップツアーにて奨学金を獲得
- 2002年12月 母方の祖母に養子縁組、名字を奥田に改名*1
- 2003年1月 IAJE(International Association of Jazz Education)カナダ大会参加
- 2003年3月 甲陽音楽学院を首席で卒業
- 2004年9月 バークリー音楽大学ピアノ科入学
- 在学中は様々なミュージシャンのスタイル研究、管楽器等のアレンジ、 ビッグバンドやフィルムスコアリングのレコーディング等に参加。
- 初年度から卒業まで毎年、成績上位者のリストであるDean’s Listに掲載される。
- 2005年1月 IAJEニューヨーク大会参加
- 2006年12月 バークリー音楽大学ピアノ科を首席で卒業
- 2007年より 再びピアニストとして関西地方を中心に活動開始
- 2008年より 甲陽音楽学院にてジャズピアノ、音楽理論、アンサンブルなどを担当
- 2009年夏 スイス・ルツェルンにおいて開催されたIASJ(International Association of School of Jazz)へ参加
- 現地において学生向けにアンサンブルや演奏指導を務める。
- 2010年秋 世界遺産プレミアムライブ 2010 ~上賀茂神社~ において倉木麻衣のバンドに出演
- 2011年7月 台湾政府の文化局とTIJEPA(台北市インターナショナルジャズ教育推進協会)共催のTaipei International Jazz Festival 2011にて自己のカルテットで出演
- 2012年3月 台北市内において開催されたTIJEPAのクリニックにてジャズピアノ、リハーモナイズ等のレクチャーを行う
- 2013年4月 韓国・ソウルにあるSeoul Jazz Academyでクリニックを行う
- 2014年ごろより音楽理論をさらに深く追求し始める
- 自身の音楽の感覚をきちんと理解するために、バークリーで学んだ理論やそれ以外の理論の切り口を研究することに没頭する
- その中で感覚的な部分を理論的に説明できる独自のスキルや音楽感を身につける。
- 2019年1月 響きの捉え方をわかりやすく説明した「ネガティブハーモニー」の解説書を出版
- 2022年4月 バークリー音楽大学のハーモニーテキストを翻訳し、同大学提携校である神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校(旧 甲陽音楽学院)の理論テキストを作成、全国の関連校で使用される。
- 2023年4月 NHK 教育テレビ(Eテレ)の番組「世界の入試で未来が見える!『ニュー試』」にピアニスト・専門家として出演
*1奥田家は江戸時代に赤膚焼の名を全国に広めた名工・奥田木白が先祖にいます。祖母の代でこの奥田姓がなくなってしまうため、奥田家7代目として養子縁組しました。本名は奥田良太ですが、ピアニストとしては植田良太で活動しています。
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